東野 誠(愛知県)
EF510-6に牽引されて稲沢に到着したND552 15。形態も塗色も、ほぼ国鉄DD13形そのものだった。
‘22.4.12 東海道本線 稲沢
2022年4月12日、名古屋臨海鉄道のND552 15が、名古屋貨物ターミナルから稲沢・笠寺を経由して東港へ廃車回送された。名古屋(タ)~稲沢間の牽引機は富山機関区所属のEF510-6だった。2月24日にはND552 16が同じ経路で回送されており、名古屋貨物ターミナルの入換機はJR貨物自社持ちのHD300に置き換えられた。
【編集部追記】ND552 15は、名古屋臨海鉄道がJR貨物から受託した名古屋貨物ターミナルでの入換業務のために常駐していた。ND552形DLには名古屋臨海鉄道の自社発注機と、国鉄からDD13形を譲り受けたものがあるが、今回の15号機は後者で、僚機であった16号機と異なり最後まで国鉄時代由来の車体を維持していた。なお、今回の回送のルートは、名古屋貨物ターミナル~稲沢が1252レの機関車次位(富山機関区EF510-6牽引)、稲沢~笠寺が1552レの機関車次位(富山機関区EF510-509牽引)、笠寺~東港が名古屋臨海鉄道ND552 10の次位であった。
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◆名古屋臨海鉄道 ND552 16を廃車回送
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