JR貨物のPFがJR東日本のホキ車を牽引！ 東高島向けバラスト輸送列車運転

吉田克也（神奈川県）

珍しくJR貨物の機関車に牽引されるホキ800形バラストホッパ。

‘22.4.1　武蔵野線 梶ヶ谷貨物ターミナル～新鶴見信号場

南武支線を経由して一路川崎貨物を目指す。

‘22.4.1　南武線（尻手短絡線） 新鶴見信号場～尻手

牽引機をJR東日本のEF65 1103に交換し、ここからは工臨列車となる。

‘22.4.1　東海道本線（高島線） 鶴見～東高島

　2022年4月1日、JR東日本管内でホキ800形5車によるバラスト輸送列車が運転された。同社横浜支社向けで、宇都宮貨物ターミナル～川崎貨物～東高島間での運行であった。

　JR東日本のホキ800形といえば不定期で運行される通称「宇都宮配給」でまれに姿が見られるが、今回はバラスト積車状態での工臨列車として運行。

　また、特記事項として宇都宮貨物ターミナル～川崎貨物間は貨物列車扱いということで、JR貨物・新鶴見機関区所属のEF65 2087が牽引した。一方、川崎貨物～東高島間は工臨という扱いでJR東日本のEF65 1103が牽引した。後者については、運転当日の4月1日から所属の田端運転所が尾久車両センターへ統合移管され、区名札も「田」から「尾」へ変更されていた。

　去る2月には僚機のEF65 1105が廃車配給されたことからも窺えるようにJR東日本からEF65PFが減っていく中、また工臨自体も激減しているだけに今回の運転はかなり貴重なものになると言えるだろう。

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