名古屋臨海鉄道 ND552 16を廃車回送

東野　誠（愛知県）

1252レのEF510-511に牽引されて稲沢に到着したND552 16。

‘22.2.24　東海道本線 稲沢

　2022年2月24日、名古屋臨海鉄道のND552 16が、名古屋貨物ターミナルから稲沢・笠寺を経由して東港へ廃車回送された。同機は元国鉄のDD13 225であるが、車体は後年、元苫小牧開発のD56 05のものに載せ替えたものだった。

【編集部追記】見た目は国鉄DD13とよく似ているが、キャブ妻面の乗降扉が片側にしかなく、運転台側の窓が横長になっているのがD56形由来の形状である。なお、同機は名古屋臨海鉄道がJR貨物から受託した名古屋貨物ターミナルでの入換業務のために常駐していた機関車の1両だった。

　なお、回送のルートは、名古屋貨物ターミナル～稲沢が1252レの機関車次位（富山機関区EF510-511牽引）、稲沢～笠寺が1552レの機関車次位（吹田機関区EF210-103牽引）、笠寺～東港が名古屋臨海鉄道ND552 8の次位であった。