植松 繁(香川県)
4両編成で運転されている8000系特急「しおかぜ」。
‘22.2.20 予讃線 多度津~海岸寺
多度津駅の留置線で折り返し準備をしている8000系特急「いしづち」。
‘22.2.20 予讃線 多度津
JR四国では新型コロナウイルス感染拡大の影響による利用客の減少により、2022年2月1日から一部の特急列車の運休や減車措置をとってきたが、更に岡山発着の特急「しおかぜ」と高松発着の特急「いしづち」の分割・併結をとりやている。8000系を使用する運用(所定では5+3の8両)では、多度津以西は「しおかぜ」編成のみ4両(減車状態、アンパンマン列車は5両)で運転し、高松発着の特急「いしづち」の乗客は、下りは多度津、上りは宇多津で乗り換えを余儀なくされている。
また、宇多津駅での車両留置ができないことから、これまで多客期に8両全てを岡山行きにしたときと同様に特急「いしづち」を下りは高松~多度津間、上りは宇多津~高松間の運転として、いずれも特急「しおかぜ」を先行するようになっている。なお、この乗り換え措置は2022年3月9日まで続くようだ。
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