清水 聡(大阪府)
冬晴れの中、千代田工場に向かう6000系臨時列車6連が大和川橋梁を渡る。「臨」の種別サボが正面に取り付けられている。
‘22.2.7 南海電気鉄道高野線 我孫子前〜浅香山
南海6000系の臨時列車に難波から乗車し、そのまま千代田工場に入線して、ガイド役の南海電鉄の従業員の案内で工場内を見学できるという「千代田工場見学ツアー」が、2022年1月24・25日、2月7日に開催された。工場内では「車両吊り下げ」の様子を眺めたり、臨時列車の6000系や工場内に留置されている8300系新型車両も撮影できたようだ。
【編集部追記】2月7日に充当されたのは6001F(4連)+6909F(2連)の6連。6000系は東急7000系、京王3000系につづく東急車輛製オールステンレスカーの第一世代で、先の2系列が既に出自の鉄道会社では全廃となっている中、今もまとまった両数が活躍中という意味で注目される系列だ。大手私鉄の通勤電車で片開き扉を持つ車両というのも既に希少である。
■関連記事
◆6000系貸し切り運行で行く、「千代田工場見学ツアー」
事業者別
月別アーカイブ