正清雄也(岡山県)
八高線色で運転されているキハ38 104。
‘22.2.7 水島臨海鉄道水島本線 弥生
「祝 新塗装完成」と記されたヘッドマークが掲出されている。
‘22.2.8 水島臨海鉄道水島本線 球場前~倉敷市
国鉄一般気動車色のキハ30 100と2両編成で運行されている。なお、キハ38形登場時、八高線用のキハ30系は既に首都圏色化されていたため、当時この組み合わせが実現したことはなかった。
‘22.2.8 水島臨海鉄道水島本線 球場前~倉敷市
水島臨海鉄道では、国鉄水島計画第2弾の企画として、キハ38 104を国鉄色2色塗装から、登場時の八高線色に変更した。出場後、倉敷側にキハ30 100国鉄色、水島側にキハ38 104八高線色という2両編成で、ヘッドマーク付きで運転されている。
平日の朝と夕方の通勤時間帯に運転されており、ダイヤは水島臨海鉄道WEBサイトに掲載されている。また、同車の運転開始の情報は、地元倉敷ケーブルテレビのニュース番組でも紹介された。
【編集部追記】キハ38形は八高線用として7両が製造され、当初はこのアイボリー地に赤と茶色の帯が入った塗装であったが、同線(八王子~高麗川間)電化開業によって久留里線に転属。既存車キハ30系・キハ37形と同じ、クリーム色地に青色の斜めストライプをあしらった旧久留里線色に変更された。その後短期間で今度は薄いグレー地に青緑と青の帯を配し、アクセントに黄色をあしらった新久留里線色へと再度の塗装変更。国鉄・JR時代にはこの3種のカラーバリエーションがあったことになる。
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