玉木裕一(埼玉県)
E131系の小山車両センター向けの配給輸送は、今年初めてとなる。
通常の600番代と線路モニタリング搭載車である680番代という2編成が 同時に配給輸送された。
‘22.2.4 高崎線 宮原~大宮(2点とも)
2022年2月4日、総合車両製作所新津事業所で製造され、小山車両センターに新たに所属するE131系600番代ヤマTN-13編成と680番代ヤマTN-14編成が、小山車両センターへ向けて配給輸送された。牽引は、長岡車両センター所属のEF64 1030が担当した。なお、TN-14編成は両先頭車に線路設備モニタリング装置が搭載されており、680番代に区分されている(中間車は600番代)。
配給輸送ルートは、信越本線~上越線~高崎線~東北貨物線~田端操~常磐線~武蔵野線~宇都宮線だった。TN-13編成は1月7日に、TN-14編成は2月1日に信越本線において公式試運転がそれぞれ実施された。また、TN-13編成は本来1月12日に配給予定だったが、大雪の影響により運休となり、TN-14編成と2編成同時の配給輸送となったものだ。
【編集部追記】E131系600番代は15編成製造予定とアナウンスされており、あと1本で増備完了となる。既に205系と混用で運用開始されている相模線と異なり、宇都宮線・日光線においてはまだ運用が開始されていない。来る3月12日のダイヤ改正で一度に置き換えが行われる予定だ。
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