キハ47形急行色で「せとうちノスタルジー号」運転

前川昌廣（奈良県）

特製ヘッドマークが取付られた「ノスタルジー編成」。

‘22.1.15　山陽本線 万冨～瀬戸

　2022年1月15日、団体臨時列車「せとうちノスタルジー47の旅」が運転された。岡山気動車区のキハ47「ノスタルジー編成」2両（国鉄急行色）が使用され、岡山～尾道～万冨～岡山の順で運転された。普段津山線などのローカル線で運転される同車が山陽本線で運転されるのは希少である。

　車両には、前後で異なるヘッドマークを掲出。尾道側の車両には往年の寝台特急「瀬戸」に似せたデザインのヘッドークが使用された。

【編集部追記】このツアーはJR西日本とJR四国の共催とされたが、別に四国に乗り入れたわけではない。デスティネーションキャンペーンの開催地が JR 四国から JR 西日本（岡山地区）へとバトンタッチされるのを記念したもので、強いて言えばツアーに「快速マリンライナーセット」なる四国からのツアー参加者のためのオプションが設定されていた。