玉木裕一(埼玉県)
改造のため秋田車両センターへ送り込まれる幕張車両センターの「マリNB-12編成」。
EF81 134に牽引されるE257系 「マリNB-12編成」豊田車両センター常駐車。
‘21.12.23 東北本線 大宮(2点とも)
2021年12月23~24日にかけて、幕張車両センター所属・豊田車両センター常駐のE257系500番代「マリNB-12編成」が、秋田総合車両センターで改造を受けるため、新習志野(京葉車両センター)から土崎へ向けて配給輸送された。牽引機は、長岡車両センター所属のEF81 134だった。
【編集部追記】E257系500番代は、本来は房総特急用として5連19編成が製造され、全車幕張車両センター所属であった。房総特急の本数および運行範囲縮小により余剰車が発生し、うち3編成が豊田車両センター常駐となって富士急行乗り入れの「ホリデー快速富士山」や臨時「富士回遊」などに運用されていた。この3編成は固定で、アクセントロゴが変更され、また編成ごとに扉横のアクセントカラーが違っていた(本記事で記しているNB-12編成は「緑」のアクセントカラー)。3編成のうち、既にNB-10編成は波動用5500番代へ改造され大宮総合車両センター東大宮センターへ転出済。NB-11編成はNB-12編成より一足早く秋田車両センターへ入場中。2編成とも同じく5500番代化されるものと見られている。
また、これとは別に幕張常駐車の中から既に2編成が5500番代化。さらに4編成は「踊り子」用2500番代に改造され、どちらも大宮総合車両センター東大宮センターに転出済だ。
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