加藤一輝(東京都)
雨のパリ東駅に佇むオレンジ色のTGV Sud-Est第一編成
‘20.2.10 フランス パリ東駅
TGV開業に先立つ1978年に落成し、以来40年にわたって延べ1400万kmを走ったTGV Sud-Est第一編成が、昨年末に営業運転を離脱した。その第一編成が、2月5日から25日まで、愛称にちなんで「Au revoir Patrick(さようならパトリック)」と銘打ち、歴代3色の塗装をまとってフランス各地の車両基地を訪れ、運転士や整備士の方々に最後の挨拶回りをしている。2月10日にはパリ東駅に立ち寄り、多くの鉄道ファンが往時のオレンジ色を懐かしんでいた。