星出昌宏(山口県)
DE10 1514に牽引されて下関に向かうキハ40系3輌。
‘19.3.31 山陽本線 福川―戸田
昨年7月6日に発生した西日本豪雨災害の際、運転打ち切りで芸備線志和口駅に停車し、その後、床下浸水のため自走できなくなり、また線路も被災したため同駅に留め置かれていたキハ40系3輌(キハ40 2002・キハ47 63・キハ47 148)が、このほど約9ヶ月ぶりに同駅を離れ、下関に向けて輸送された。牽引機は下関総合車両所配置のDE10 1514で、同機は3月30日に志和口に送り込まれ、これらの被災車輌を連結して三次に移動。翌31日には同駅から福塩線経由で線形の関係からいったん金光へ、その後、同駅で折り返して下関へと向かった。
これら3輌は、下関総合車両所幡生支所で営業運転復帰に向けて整備されるものと思われる。