片平宏之(宮城県)
初めて一般公開が行われた荒井車両基地内の検修場。写真は2000系第4編成。
‘17.9.3 仙台市交通局 荒井車両基地
仙台市交通局は9月3日、一般公開イベント「バス・ちか祭り~市民のみなさまとともに~」を荒井車両基地で開催した。
昨年は東西線の車輌のみの展示であったが、今年は地下鉄30周年・市バス75周年を記念して、より規模の大きなものとなった。
会場内では地下鉄の検修場が初めて公開されたほか、洗浄機通過体験、特殊車輌およびモーターカーの展示が行われた。さらに、ミニSLの運行や地下鉄の記念撮影コーナー、交通局グッズや記念切手の販売も行われた。
一方、市バスからは一般車輌と「るーぷる仙台」の専用バス(仙台市電カラー)がそれぞれ1台ずつ展示されたほか、「お絵かきバスコーナー」、車両基地内管理棟でのバスの写真展が行われた。
なお、各イベントでは会場内の各所に留置された東西線2000系電車が使用され、このうち地下鉄記念撮影コーナーには第11・12・14編成、洗浄機通過体験には第5編成、検修場公開には第2・第4編成が使用された。また、地下鉄記念撮影コーナーには、第14編成が行先表示器に普段は見ることのできない「大町西公園」を表示して展示された。