井上遼一(大阪府)
北大阪急行線を行く10系1116編成。10連化の際に増結された1716号車(写真手前から4輌目)は、1102編成の先頭車であった1802号車を運転室撤去のうえ中間車とした車輌で、冷房装置の位置が他の中間車と異なる異色の存在。1日でも長く活躍を続けてほしいところである。
‘17.8.29 北大阪急行電鉄南北線 桃山台
大阪市交通局初のチョッパ制御・冷房搭載車として登場し、御堂筋線で長らく主力車輌として活躍を続けてきた10系であるが、30000系の増備に伴って廃車が進んでいる。2017(平成29)年度に入ってからは6月上旬に1114編成が、7月中旬頃に1109編成がそれぞれ廃車され、現在チョッパ制御車で御堂筋線に残るのは1110~1113編成・1115編成・1116編成の計6本となった。
なお、御堂筋線では今後も30000系が増備される予定で、10系の去就が注目されるところである。