佐々木裕治(北海道)
「白ボウズ」ことキハ183-104を先頭に函館へ向かう集約臨。
‘16.5.22 函館本線 苗穂―白石
スランドノーズを先頭に、中間に〈旭山動物園号〉色のキハ182を連結。
‘16.5.22 千歳線 島松―北広島
北海道では例年5~6月にかけて中学校の修学旅行シーズンとなるが、函館・東北地方へ向かう修学旅行生の利便性を確保するため、定期の特急列車に加え、今年も札幌~函館間で集約臨が運転されている。使用車輌はキハ183系の初期車中心の編成で、〈北斗〉84号・91号の時刻でほぼ毎日運転されている。
JR北海道は2015年3月に発表した「安全投資と修繕に関する5年間の計画」のなかで、キハ183系0番代の淘汰を2017年度までに行うことを発表しており、この姿が見られるのも長くはなさそうである。また修学旅行関連の話題として、JR北海道が2016年4月13日に発表したリリースのなかで、同社は北海道新幹線を活用した修学旅行獲得に取り組んでおり、札幌や函館のほか室蘭や苫小牧の中学校に説明会を実施していることが記されている。