宮島昌之(石川県)
臨時快速運転開始から3年、ついに全車朱色の編成が実現。
‘14.10.4 七尾線 高松―免田
10月4日と5日の両日、臨時快速〈能登の里山里海号〉が金沢~穴水間(JR七尾線~のと鉄道七尾線直通)の往復で運転された。使用された車輌はJR西日本富山地域鉄道部富山運転センター所属のキハ40系で、穴水方からキハ40 2084+キハ47 1134の朱色2輌で、JR七尾線・のと鉄道七尾線共に、キハ40系の朱色で統一された編成による運転は、今回が初めてとなった。今回も同列車運転に合わせ、のと鉄道主催による奥能登エリアの体験型周遊プラン(計3コース)が準備されたが、来年春の北陸新幹線金沢開業が迫る中、2次交通のあり方や活性化策を探るため、3年前より始められた実証試験運行は、いよいよ佳境を迎えつつある。