宮島昌之(石川県)
扉が開けられたオユ10 2565。鉄道郵便車の一般公開が行われた。
‘11.9.25 のと鉄道七尾線 能登中島
車内の様子(一部分)。郵便物仕分け用の巨大な棚が両壁に設置されている。
‘11.9.25 のと鉄道七尾線 能登中島
途中駅で降ろす郵便物もあり、当時の車内は正確な仕分けと時間との戦いの場だったそうだ。
‘11.9.25 のと鉄道七尾線 能登中島
2011年9月25日(日)、のと鉄道七尾線能登中島駅で静態保存されている、鉄道郵便車オユ10 2565の車内一般公開が行なわれ、レイル・ファンや列車に乗るために駅に来た親子連れなどが車内を訪れた。これは、同車の整備保存活動を行なっている、「ふるさと鉄道保存協会北陸事務局・鉄道郵便ワーキンググループ」が毎年開催している一般向けイベントで、今年は冬と春に続き3回目の開催となった。
鉄道郵便車に関する写真及び資料品の展示や、担当の方により車輌の特徴や鉄道郵便の仕事の内容について詳しく解説されたほか、実際に郵便物仕分けなど当時の乗務員の仕事を体験することもできた。
なお、次回一般公開の開催スケジュールなどは、「ふるさと鉄道保存協会 北陸事務局」のサイトで随時掲載されるとのことである。