中司朔良(兵庫県)
5070列車を牽引する14号機。1エンドが先頭。‘10.5.30 山陽本線 須磨―須磨海浜公園
2050列車を牽引するラストナンバー20号機。こちらは2エンドが先頭。‘10.6.1 北方貨物線 塚本信号場―吹田信号場
EF200は、増備が続く後発のEF210とは対照的に総勢21輌という小世帯に留まっており、全機の新塗色化が完了した現在、大きな変化は生じていない。
昨年のダイヤ改正以来、関西圏では日中の運用が減少したが、最近では吹田区へのEF210の増備と相俟って、EF210との共通運用に入る姿がしばしば見られるようになった。
写真上の5070列車の所定牽引は吹田区EF210の第134仕業、写真下の2050列車は同第142仕業だが、それぞれEF200が充当される機会が比較的多い。
形態的には、試作機901号機以外はこれといった特徴のない車輌群だが、同機の車体側面は公式側と非公式側でデザインが異なるので、写真のように同じ上り列車でも、機関車の向きによって異なるサイドビューが見られる点が興味深い。
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