大久保広樹

今も静かにたたずむ、しなの鉄道色のクモハ115-1066他。一時配置された古巣で、国鉄時代には想像もしていなかった黄色い車両を前に、驚いているのかもしれない。
‘25.7.8 長野総合車両センター
2025年7月8日、長野総合車両センター仕業線にキヤE195系ロングレール輸送車が姿を見せた。この編成は以前、留置線へ転線後、出区する場面を見たが、作業時間は不明である。
そこで炎天下であったが、運動を兼ね自転車で数回見に行った。午前中の動きはなく、昼食後も変化はなかった。水分補給のため公園に立ち寄った帰り、13時45分頃、キヤの前照灯が点灯。すぐ北引上線を介した入換が始まった。
このため、JRの車両だけでなく、2025年3月18日廃車回送後も留置中の115系(しなの鉄道色)との顔合わせが実現した。
キヤは、13時50分頃にはほどなく留置線へと折り返し、晩の首都圏に向けた運用に備えたものと思われる。
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P:田部井毅大
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