IRいしかわ鉄道のダイヤ改正後の金沢以東普通列車の動き

宮島昌之

JR北陸地域色の521系が金沢以東で見られるのは、車体外装の変更が終わるまでの過渡期ならではの光景だ。

IRいしかわ鉄道が運行する金沢以東の普通列車でも、一部でワンマン運転を開始。列車種別表示幕にも「ワンマン」を併記。

‘24.3.25　IRいしかわ鉄道 東金沢～森本（2点共）

　IRいしかわ鉄道では、2024年3月16日のダイヤ改正で「松任あるいは小松～金沢～津幡間」の直通運転を各1本（下りのみ平日に限り）開始した。

　3月25日の小松発1651M～3651Mでは、車体外装の変更を終えていない521系0番代2次車でJR北陸地域色のIR10編成（旧G15編成、クハ520-20＋クモハ521-20）が津幡まで走行した。

　北陸地域色の521系が金沢以東に入線する光景は、2015年3月の「IRいしかわ鉄道」「あいの風とやま鉄道」開業時、車体外装の変更の過渡期当時を思わせる。

　一方、自社の521系で運行する金沢～富山間の普通列車では、一部列車でワンマン運転を始めている。

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P：宮島昌之