大久保広樹
「いいやま雪まつり号」に使用されるため待機するキハ110形「おいこっと」(右)と、軽井沢に向かう115系「ろくもん」。普段の運用では両者が顔を合わせることはない。 赤系を基調としたキハ110-236「おいこっと」と、クハ115-1021「ろくもん」は名コンビ。いつか両車が連携したイベントも夢見てしまう。
赤系塗装の名コンビ「ろくもん」(右)と「おいこっと」。
‘24.2.11 しなの鉄道北しなの線 長野(2点共)
「第41回いいやま雪まつり」に合わせ、快速「いいやま雪まつり号」がキハ110系「おいこっと」で運転された。この列車は長野駅に戻り、長野総合車両センターには入らず、長野駅南留置線で待機となったため、しなの鉄道115系「ろくもん」との顔合せが実現した。飯山線ディーゼルカーの駅南留置線待機は珍しく、「おいこっと」は所定の時間帯は十日町駅在であるため、新鮮な姿となった。
しなの鉄道115系は2028年引退が発表されているが、観光用改造された「ろくもん」を含むのかは不明である。できれば115系動態保存として残して欲しい。また、「いいやま雪まつり号」は、長野駅発スキー臨や海水浴臨が姿を消した中、貴重な臨時列車であり、これからの運転にも期待したい。
■関連記事
◆【しなの鉄道+えちごトキめき鉄道】〈ろくもん〉高田初入線
P:鷲澤拓弥
事業者別
月別アーカイブ