宮島昌之
普通列車は七尾駅までの運行を再開。発災から3週間が経過、復興に欠かせない鉄路が更に延伸復旧した。
一部の特急列車も七尾駅まで運転を再開。写真は大阪からの特急「サンダーバード17号」。使用車両は683系W33編成の6連。
‘24.1.22 七尾線 中津幡~津幡(2点共)
前日の1月21日に金沢駅に現れた試運転列車。被災区間の試運転を終え戻ったと思われる。編成は521系100番代のU01編成+IR06編成(IRいしかわ鉄道所有)であった。
‘24.1.21 IRいしかわ鉄道 金沢
「サンダーバード20号」には683系0番代W32編成が充てられた。
‘24.1.22 IRいしかわ鉄道 津幡~森本 P:山崎諒子
「令和6年能登半島地震」で被災したJR七尾線だが、羽咋~七尾間での応急復旧工事が完了し、1月22日の始発より金沢~七尾間で運行を再開した。
普通列車の本数は所定に戻ったが、敷浪~羽咋間は速度を落として運転するなど引き続き暫定ダイヤでの運行となる。
また、一部の特急列車も運行を再開、大阪からの特急「サンダーバード」は17号と20号、金沢からの特急「能登かがり火」は1号と8号が、共に七尾駅間で運転される(同様に暫定ダイヤ)。
前日には安全確認の試運転も行った模様だ。
最後に石川県は、1月22日現在も「能登方面への不要不急の移動は控えてほしい」と呼び掛けている。引き続き地元住民優先での利用を願いたい。
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P:宮島昌之
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