宮島昌之（石川県）
「松任工場踏切」内の線路が3経路ともに撤去された。
途切れた線路に試運転線の架線柱も既に撤去され、松任駅構内が広く見える光景は違和感を覚える。
‘23.11.25 金沢総合車両所松任本所（2点共）
既報の通りJR西日本では、来春の北陸新幹線敦賀延伸に合わせて金沢総合車両所松任本所の閉所を発表しているが、閉所に向けた動きが続いている。
今度は、構内の一部を横断する一般公道に設置されている「松任工場踏切」で、既報の警報機・遮断機の撤去に続き、内側に敷かれていた線路が全て撤去された。
松任駅と松任本所各構内との入出場線および構内試運転線の3経路全てが対象で、撮影したこの日、踏切の跡はアスファルトで仮舗装され左右には細かい砂利で路側帯（歩道）も確保されている。
これにより「松任工場踏切」は消滅し、松任駅構内と松任本所を結ぶ線路のルートが途絶えたこととなる。
なお、周辺に設置の工事予告案内板によると、引き続き2023年11月27日～12月17日（土・日・祝日を除く計10日程度）まで工事が続く予定で、「片側通行止め」の規制が実施される予定とのこと。
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◆金沢総合車両所松任本所の閉所に向けた動き
P：宮島昌之
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