宮島昌之(石川県)
福井駅に到着した「ディノスター号」(写真右手前)。写真左奥は昨年登場した「戦国列車」。
「ディノスター号」のデザインコンセプトは「恐竜、化石、星空」をイメージ(写真は九頭竜湖方へ向かって左側)。
乗降口に迫力ある恐竜のイメージ。乗り降りの際、「ガブリ!」と食われてしまうかも!?(写真は九頭竜湖方へ向かって右側)。
‘23.11.4 北陸本線 福井(3点共)
越美北線では、運行中のキハ120形のうち、キハ120 201に星空や恐竜・化石を描いた新たなラッピングを施し、2023年10月20日より運行を開始した。
これは来春の北陸新幹線敦賀延伸に向けて、JR西日本金沢支社・福井県・福井市・大野市が結ぶ「越美北線の観光利用促進に関する連携協定」の取り組みとして大野市が企画したもので、愛称は「ディノスター号」と名付けられた。
デザインコンセプトは「九頭竜 恐竜・化石」と「日本一美しい星空(国際NPO団体より星空保護区の認定)」で、外装は宇宙に浮かぶ星や惑星を背景に、恐竜の迫力ある姿やシルエット、恐竜の化石やアンモナイトなどが描かれ、車内にも装飾が施されている。
事業費の一部には大野市が「ふるさと納税」による「ガバメント・クラウドファンディング」を行い、支援者より募った寄付も充てられた。
既報の通り、昨年秋にはキハ120 204に「戦国列車」ラッピングを施したほか、キハ120 202には「一乗谷DISCOVERY PROJECT」ラッピングを復刻再デビューさせていて、これでフルラッピング車両は3両体制となった。
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P:宮島昌之
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