大久保 広樹(長野県)
115系湘南色S3編成、クモヤ143-52、EF641032が一望に収まった。1963年長野電化開業以来となる国鉄色も、いつまで見られるだろうか。
‘23.5.27 しなの鉄道北しなの線 長野-北長野
長野総合車両センターに残るクモヤ143-52は2022年8月2日付の除籍後、入換え使用時以外は、倉庫線の留置を見ることが多かった。しかし、先週から留置線に移動し、現役車両に囲まれる姿を見せてくれたが、この日、115系湘南色S3編成が北しなの線319Mに運用され、東日本で現在稼働する湘南色同士を一望することができた。
また、その姿を26日に単機回送されていた全検後の美しい国鉄色、新潟のEF641032が見守ってくれていた。
この光景もE493系電車本格稼働までと考えられるが、2023年は、1963年7月の信越本線軽井沢-長野間電化開業から60年となる。当時の80,165系やEF62(※1963年当時はブドウ色)から続くお馴染みの国鉄色が、今日まで見られたことを記録に留めておきたい。
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