大森岳人(東京都)
緑のE257系5500番代ではなく、青のE257系2500番代が充当された「あかぎ9号」。
‘23.3.19 東北本線 上野
2023年3月18日より、高崎線・吾妻線向けの651系1000番代を使用していた 特急 「草津」、「あかぎ」、「スワローあかぎ」 が、大宮総合車両センター東大宮センターE257系5500番代に置き換わり、全車指定席化され、列車名も 特急「草津・四万」「あかぎ」に改名された。
ところで、3月18・19日の土休日ダイヤの「あかぎ9号」(上野20時発高崎行)に、「踊り子号」修善寺編成が充当された。3月18日はNC-31編成、3月19日はNC-33編成がそれぞれ「踊り子8号」として修善寺から東京へ到着後、尾久車両センターもしくは東大宮総合車両センターで、14両編成から9両編成を切離し後、「あかぎ9号」の運用に付いている。3月19日上りの「あかぎ8号、10号」には充当されておらず、3月19日NC-31編成は修善寺行に充当されたため、高崎から回送で戻ったものと思われる。
E257系5500番代については5編成用意されたが、特急「草津・四万」「あかぎ」において、土休日運転の「草津・四万31号、32号」、臨時の「草津・四万83号82号」の運転日、さらに特急「鎌倉」など多客臨などが運行される日は5編成すべて運用となるため、東海道本線の特急「湘南」の運行のない土休日夜間帯に、E257系2500番代NC編成が抜擢されたものと考えられる。今後もこうした定期運用が組まれるかが気になるところである。
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P:大森岳人
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