小原正裕(兵庫県)
阪急最古参車両のめずらしい急行運用を見ることができた。
3305Fの大阪方から3両目に連結された3341の「急行京都河原町」側面表示幕装置。3341は1969年製である。
写真は3305Fの大阪方から2両目の3805。大阪方先頭の3305とともに1967年製で、デビューから今年で56年を迎える。側面窓上の車番表示がまだ行われていないほか、京都方先頭の3391とともに大阪方先頭の3305の前照灯はLED化されておらず、原形のままである。
‘23.3.7 阪急電鉄京都本線 大阪梅田駅
阪急の現役最古参となる1967年製の車両を含む3300系3305F編成8連が、ついに昨年12月のダイヤ改正で復活した急行の運用に入った。
京都線の急行、京都河原町行きは写真の大阪梅田23時15分発と23時30分発、京都河原町行きの終電でもある23時45分発の3本だけである。
また、9300系以外の8連車が共通運用のため、3300系3305Fの急行運用は貴重である。3305Fは大阪方の先頭3305、大阪方から2両目の3805などが1967年製で、今年でデビューから56年を数える。大規模工事で更新されて車内は5000系に近くなっているが、今後の3305Fの動向が注目される。
■関連記事
阪急3300系C#3305×8R、ダイヤ改正を予告するヘッドマークを提出して運用に入る
阪急1300系「SDGsトレイン」1308F、大阪梅田発普通桂行きの運用に入る
事業者別
月別アーカイブ