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鉄道投稿情報局

渋谷駅山手線ホーム、82年ぶりに「島式」に戻る…!

JR東日本 2023.01.09

三ツ矢健太(千葉県)

島式となった渋谷駅新1・2番線ホーム。写真右手が進入してきた外回り電車で、左手には出発していく内回り電車もいる。

旧1番線ホームに掲出されていた「山手線外回りホーム82年間ありがとう!」の掲示。

旧2番線ホームからだいぶ拡幅されて、島式として不自由のない感じを受けた。

対面の旧1番線のホーム側壁が削られ、線路が写真左手に移動し、その分新ホームが拡幅されていることが分かる。

‘23.1.9 山手線 渋谷(4点共)

 JR東日本では、2023年1月9日より渋谷駅の山手線ホームを改良し、新たに島式となった新1・2番線ホームの供用を開始した。これまでは外回り(1番線)・内回り(2番線)共に単式ホーム(ただし対向式ではなく、どちらも線路に対して西側にホームがある)という変則2面2線方式だった。

 歴史を遡れば、1920年に同駅が現在地へ移転してきた際、後の2番線ホームが山手線用の島式ホームとして建造されたのだが、増え続ける利用者に対して狭隘であったことから、1940年に外回り用ホームを新設し、ホームを分離した。従って、今回82年ぶりに再び島式ホームに復元されたことになる。

 もちろん、今回は十分な広さを持ったホームとして建造されているが、その段取りとしてはまず、2021年10月23・24日に山手線内回りを運休とし、線路を東側に移動させて2番線ホームを拡幅。そして2023年1月7・8日に今度は山手線外回りを運休とし、旧1番線ホームを一部削った上で線路を西側に移動し、2番線ホームを今度は逆方向に拡幅の上で1番線との共用島式に変更したものだ。

 現場にはまだ資材置き場なども残されており、まだまだ完工に向けて工事が続けられる模様。ダイナミックに変わり続ける渋谷駅の姿を折に触れて記録していきたいと思った。

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P:大森岳人

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