神戸電鉄デ1350形リニューアル車1352編成が、神鉄では希少な急行運用に就く

小原正裕（兵庫県）

珍しく急行の運用に入った1000系列の1352編成。

‘22.10.9　神戸電鉄三田線 岡場

　神戸電鉄1000系列のリニューアル車デ1350形1352編成4連が、2022年10月9日、急行三田行きの運用に入った。神戸電鉄の急行は減少傾向で、粟生線は今年のダイヤ変更で急行の運転がなくなり、有馬、三田線系統では土休日ダイヤの三田方面は新開地18時41分発急行三田行きの1本のみとなった。4連運用だが、1352編成が土休日の急行運用に入るのは珍しいということになる。

　写真のデ1352は2両目のデ1351とともに1979年製の第1編成で、1000系列初の新製冷房車である。この2両のみ側面のKマークがない。三田方は1987年製のデ1361と3両目のデ1362で、側面にKマークがある。

　車内は6500系と同じような木目調の化粧板に取り換えられている。有馬、三田線の急行は湊川、鈴蘭台、北鈴蘭台、山の街、谷上、花山、大池、唐櫃台、有馬口からの各駅に停車する。

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P：西島佑紀