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鉄道投稿情報局

阪神8000系ビッグマイナーチェンジ最初の8211編成、東須磨行き特急の運用に就く

大手私鉄 2022.10.18

小原正裕(兵庫県)

第1編成から大きくモデルチェンジされた8211編成。

‘22.10.9 山陽電気鉄道本線 西代

 阪神8000系の8211編成が2022年10月9日、大阪梅田21時発の東須磨行き特急の運用に入った。同編成は8000系第1編成から大きくモデルチェンジされた第2編成で、阪神電車のイメージを大きく変えた存在。具体的には額縁型前面窓、一段下降の側面窓がここから採用されている。一方、冷房装置は第1編成同様の分散式(後年製造の8000系では集約分散式となる)なのが特徴で、前面形状も後期型とは多少異なっている。

 2002年に8000系で初めてリニューアルされ、現在中間車4両は一部転換式のセミクロスシート化され、両端先頭車の8211と8212がオールロングシート車となった。また、車内化粧板の更新、LED式の情報案内装置の設置などが行われている。東須磨行き特急は平日4本、土休日3本だけのため、8211編成が入るのはそこそこ珍しい。

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