宮島昌之(石川県)
京王井の頭線当時の姿として、前面上部と側面帯をアイボリーホワイト塗装とした8802+8812編成。
’22.7.9 北陸鉄道浅野川線 上諸江~磯部
初期の2編成のみの形態である片開き扉・裾絞り無し車体が特徴。なお、側面帯の太さと、扉にまでそれが入る点は、京王時代とは異なる。
‘22.7.9 北陸鉄道浅野川線 割出~磯部
北陸鉄道浅野川線では、新型車両03系の導入により8000系8800番代の8802+8812編成がまもなく引退する予定となってている。そしてその引退に向けた企画として、同編成の外装を京王電鉄井の頭線在籍当時の懐かしいカラーに再現し、2022年7月9日より運行を開始した。
色は運転台周りと側面帯が北鉄カラーの「オレンジ」から「アイボリーホワイト」に変わり、前面の行先表示幕も隷書体の縦書きで「内灘 北鉄金沢」と掲示している。
初日はまず復刻車両の「お披露目会&撮影会ツアー」を午前と午後の2回に分け実施した。ツアー参加者限定で内灘駅隣接の内灘検車区構内を公開し、一足早く復刻塗装姿の8802+8812編成のお披露目や撮影会などが行われた模様だ。復刻塗装8802+8812編成が実際に営業運転に入ったのはツアーの終了後、内灘駅16:30発の普通列車からであった。
■関連記事
◆北陸鉄道浅野川線、なつかしの井の頭線カラーを、狭幅&片引きの8802編成で再現!
事業者別
月別アーカイブ