藤原匡秀(東京都)
大宮駅貨物13番線に入線し、入場待機中のEH500-73〔仙貨〕。牽引はEF65 2065〔新〕。‘20.3.18 東北本線 大宮駅貨物13番線(11番ホームにて)
牽引機関車への連結入換中の連結順は、(画像左から)専用入換動車(OM-2)+入場機+出場機の順。‘20.3.18 大宮車両所(東北本線 大宮駅9番ホームにて)
出場機の輸送の際は、高崎機関区所属機を除き、必ず大宮駅11番線に据付→東大宮(操)のルートを一旦通る。‘20.3.18 東北本線 大宮
2020年3月18日に、仙台総合鉄道部所属EH500-74が検査のため大宮車両所に入場、愛知機関区所属のEF64 1043が全般検査を終えて同車両所を出場した。入出場両機の牽引機は、新鶴見機関区所属EF65 2065が、入場機は新鶴見(信)~府中本町~西浦和~大宮の経路を、出場機は無動力で大宮~東大宮(操)~大宮(操)~西浦和~府中本町~新鶴見(信)の経路で新鶴見機関区までの輸送をそれぞれ全区間担当した。
入場機のEH500-74は、新製後初の全般検査のため、全塗装の対象外となり「JRF」ロゴマークは残されて出場する模様。一方のEF64 1033は、塗装が「国鉄色」に復刻されている。なお、出場機が輸送される際、牽引機のEF65 2065は「国鉄特急色」のため、復刻された塗色同士の重連輸送となった。これは、2019年12月25日に出場した1025号機(牽引機はEF65 2139)以来である。
仙台総合鉄道部所属のEH500形と愛知機関区所属のEF64形の同時入出場は、2019年6月27日の入場機EF64 1043、出場機EH500-22以来となるが、今回のようにEH500形が入場、EF64形入場は、EF64形が「国鉄色」に復刻されるようになってからは初めてである。なお、2018年12月10日にはEH500-20とEF64 1024が同時出場した実績もある。
さらに、今年度の愛知機関区所属EF64 1000番代全般検査施工機は7機目(施工順に1034号機、1037号機、1043号機、1036号機、1025号機、1044号機、今回の1033号機)、よって「国鉄色」機は通算13機目となり、所属35機中2機に1機以上が「国鉄色」機となった。
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