二ノ宮忠勝(東京都)
観光鉄道での復活を目指して、C2形蒸機が整備された区間を走る。
‘19.4.29 豫見鉄路
朝陽溝森林公園駅での入換風景。
‘19.4.29 豫見鉄路
プッシュプル牽引につき、大治駅からの折り返しはNY380形ディーゼル機関車が先頭に立つ。後方に見えるのが大治駅。
‘19.4.29 豫見鉄路
中国河南省には多くのナロー鉄道が存在していたが、最後まで運行されていた路線のひとつである朝杞線のうち、「少林寺」で有名な登封市の朝陽溝森林公園駅から新密市の大隗駅までの約61kmを整備して、C2形蒸機やNY380形ディーゼル機関車を使用した観光列車を走らせる豫見鉄路が建設中である。2011年に設立され、豫見鉄路を運行する河南豫見鉄路文化発展有限公司(孫西昌社長)のご厚意で、4月29日午前中にC2形蒸気機関車7号機の罐に火が入れられ、客車2輌とNY380形ディーゼル機関車を連結して、大治駅までの10km程の区間で走行シーンを撮影することができた。なお、C2形蒸機は9輌を保有しており、そのなかで稼働できるのは7輌とのことである。