藤原匡秀(東京都)
EF210-113〔新〕に牽引されて新鶴見へ向かうEF65 2091〔新〕とEH500-16〔仙貨〕。
‘18.8.22 武蔵野線 西浦和
JR貨物では、検査のため大宮車両所に入場していた新鶴見機関区所属EF65 2091〔新〕と仙台総合鉄道部EH500-16〔仙貨〕が、8月22日(水)に全般検査を終えて出場した。このうちEF65 2091は「国鉄特急色」に塗装が変更され、EH500-16はJRFのロゴマークが消去された状態であった。牽引機は、新鶴見機関区所属のEF65形が所定であるが、今回は同機関区所属EF210-113が大宮~東大宮(操)~西浦和~新鶴見間の全区間を担当した。
今回出場したEF65 2091は「常用ブレーキ減圧促進改造機」である赤プレート、スノープラウおよびMR管なしの機関車であり、このタイプの「国鉄特急色」への復帰は初めてである。なお、MR管なしのため、甲種輸送の仕業には充当されない。また、JR貨物発足後に登場したEH500などは、新製後2度目の全般検査(第二次全般検査)を行ったのちに、「JRF」のロゴマークを消去した状態で順次出場しているものとみられる。今回のEH500-16は、7月6日に出場した12号機、および8月1日に出場した14号機と同様、その検査に該当するため、その対象となった。