宮島昌之(石川県)
福井駅電停に初入線した”ki-bo”。”RETRAM”との共演も実現した。(駅西広場より撮影)
‘17.3.25 福井鉄道福武線 福井駅
3月25日、福井駅西口の商業複合施設「ハピリン」および福井鉄道福武線の福井駅電停を会場とした「ふくい交通フェスタ」が開催された。
これは「福井鉄道・えちぜん鉄道相互乗り入れ1周年」と「福井鉄道福井駅電停延伸開業1周年」を記念し、「福井県並行在来線対策協議会」と「クルマに頼り過ぎない社会づくり推進県民会議」が実施したもので、今回えちぜん鉄道のL形”ki-bo(キーボ)”が初めて「ヒゲ線」を進み福井駅電停に入線したほか、福井鉄道のF10形”RETRAM(レトラム)”との共演も実現し、大きな注目を浴びていた。所定では福井鉄道の車輌が受け持つ普通列車(越前武生~田原町間)の一部を”ki-bo”が代走したほか、”RETRAM”も特別ダイヤを組んだことで、福井駅電停での珍しい共演が可能となった。
このほか、JR西日本など各交通事業者のPRブースや地元坂井高校の生徒による「えちぜんミニ鉄道」の乗車体験、バスの乗り方教室、自転車の試乗会、ステージイベントなども行われ、レイル・ファンだけでなく多くの家族連れの姿もみられた。