宮島昌之(石川県)
屋外展示の機関車。写真右手よりEF510-510、EF81 729、EF510-10。
‘16.6.4 富山機関区
「機関車運転室見学」に使用されたEF510-501。「50周年記念」ヘッドマークが掲出された。
‘16.6.4 富山機関区
リフティングジャッキに持ち上げられたEF510-23。「EF510営業運転開始」ヘッドマークが掲出された。
‘16.6.4 富山機関区
JR貨物の富山機関区は、国鉄時代の富山第二機関区より数え、今年2016年で発足50周年を迎えた。これを記念した一般向け公開イベントが、6月4日に開催され、多くの家族連れやレイル・ファンで賑わった。
当日は汽笛一斉の合図で公開が始まり、屋外ではEF510-510、EF81 729、EF510-10が展示されたほか、EF510-501を使用した「機関車運転室見学」および「記念写真撮影会」が行われた。このうち、JR貨物仕様に改修されたばかりのEF510-510には近隣の園児や児童がデザインしたオリジナルヘッドマークを時間帯別で掲出したほか、午後にはサプライズとして、EF510-10、EF81 725、EF510-9による連結構内移動作業が来場者の目の前で行われ、注目を浴びていた。また、屋内では、リフティングジャッキで持ち上げられ点検中とみられるEF510-23が公開されたほか、ミニ機関車の乗車会、グッズや部品販売などが行われた。
なお、前回の同様のイベントは、発足40周年を記念した2006年に開催されており、今回は10年ぶりとなった。