宮島昌之(石川県)
夕闇迫るなか発車を待つ〈妖怪電車〉。普段使わない「識別灯」を灯すことで更に怪しい表情に。‘15.7.26 北陸鉄道石川線 野町(構内踏切より安全を確認し撮影)
新しく作り直したヘッドマーク。同線では珍しい鍵穴の様な形に。‘15.7.26 北陸鉄道石川線 野町(構内踏切より安全を確認し撮影)
7月26日、北陸鉄道石川線で恒例となった臨時〈妖怪電車〉が、野町~鶴来間(片道のみ)で計3便運転された。
同イベントを企画した地元白山市の有志が、暗い車内に様々な仕掛けを施し、自ら妖怪に変装して乗り込んでいて、利用客自ら妖怪風の仮装やメイクをしての乗車も歓迎された。
今年も旧京王3000系のモハ7701+クハ7711が使用されたが、今回オリジナルヘッドマークを新しく作り直し、形も従来の丸型から同線では珍しい鍵穴の様な形になったほか、掲出方法も前面の行先表示器に直接固定する改良が施された。さらに今年は、普段使用しない「識別灯」を点灯させていて、特に薄暗い夕刻の走行など、怪しい表情に見える粋な演出もされていた。
なお、終着の鶴来駅前では今年も「鶴来の夏祭り」の協賛行事として「駅前縁日」が催され、大道芸パフォーマンスや屋台が並び、賑わっていた。
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