大下秀幸(山口県)
C56形とDD51の重連で運転を始めたSL〈やまぐち〉号。
‘14.3.21 山口線 長門峡―渡川
復路はDL〈やまぐち〉号としてDD51形にヘッドマークを掲出。
‘14.3.21 山口線 篠目―仁保
3月21日、山口線を走るSL〈やまぐち〉号が復活35年目となる平成26年の運転を開始した。全般検査中の本務機C57形1号機に代わり、予備機のC56形160号機がDD51形1043号機と重連で12系レトロ調客車5輌を牽引。山口線は昨年7月末の豪雨災害により地福―津和野間で不通が続いているため、運転区間は新山口―地福間となっている。地福にターンテーブルがないため、復路はDD51形と逆向きのC56形の重連でDL〈やまぐち〉号として運転。DD51形にはヘッドマークが掲出され注目を集めている。春は5月6日まで18日間の運転を計画。山口線は秋の全線復旧を目指して復旧工事が進められており、7月以降の運転計画は今後、発表される。