原 将人(北海道)
オリジナルに近い2編成がペアを組み、6連での運転。
‘11.6.17 函館本線 豊幌―江別
7月から実施される「プレ北海道デスティネーションキャンペーン」の一環で、旧塗色に変更を受けた711系のS-110編成は、苗穂工場出場後6月10日より営業運転に投入された。10~12日は手稲→東室蘭の2726Mを皮切りに千歳線・室蘭本線で活躍、13日からは函館本線へと舞台を移し、小樽―旭川間で単独3連または他編成との6連で、普通・区間快速で運用され、沿線を訪れた撮影者の話題となっている。
ファンの間では、S-110編成同様に冷房化や3ドア化を受けていないもう1編成、S‐114との6連がいつ実現するかに注目が集まっていたが、17日の2146Mで両者の共演が実現した。
工場内試運転時には助士席側窓にステッカーで表示されていた編成番号は、営業時には貫通扉窓に再設置された表示器に改められており、より国鉄時代に近い姿に変化したのは嬉しいところだ。