宮島昌之(石川県)
中間先頭車双方の前照灯(上部ライト含む)を点けた特急〈サンダーバード〉。
‘11.5.4 北陸本線 金沢
521系の中間先頭車は前照灯、フォグランプ共に点灯。
‘11.5.4 北陸本線 金沢
475系や413系の中間先頭車も、互いに前照灯を点け合う。
‘11.5.4 北陸本線 金沢
5月4日(水)、北陸本線を走行する特急〈サンダーバード〉と普通列車のうち、編成を複数連結して運転する列車について、中間先頭車の前照灯を点けたまま運転を行っているのを確認した。特急〈サンダーバード〉では、基本編成と付属(増結)編成それぞれの中間先頭車の前照灯を点けたまま、連結の際に左右に開いた貫通扉の裏に光を反射させた状態で走行していたほか、普通列車では521系や475系と413系において、編成を複数連結して運転する(4輌、6輌で運転の)場合にも、一部を除き中間先頭車の前照灯を点けたまま走行していた。
これらの扱いについて、先月4月29日(金)の時点では見かけていないことから、5月より始めているものと思われ、何らかの事故防止もしくは安全対策のひとつと考えられる。
なお、同日において、特急〈はくたか〉や名古屋行きの特急〈しらさぎ〉を各2本、および直江津行き普通列車6輌(557M)について確認してみたが、前照灯は従来どおり消されていたことから、JR他社の駅もしくは線区に乗り入れる列車は、今のところ対象から外れている模様だ。