宮島昌之(石川県)
A31編成に続き、A32編成の一部旧A24編成が3輌で再び走り始めた。
‘11.3.21 北陸本線 東金沢―森本
昨年の秋より北陸本線の普通列車として登場した475系6輌固定編成だが、以前「RM News」で報告のA31編成に続き、A32編成(旧A11編成+旧A24編成)も既に6輌固定編成を解除しているのを3月21日(月)の時点で確認した。同日の455Mで姿を見せた車輌は、車輌番号がそれぞれクハ455-59+モハ474-51+クモハ475-51となっており、旧A11編成に連結されていたはずのクハ455-59が旧A24編成に移り、クハ車を相互入れ替えする前のA24編成に戻っていた。
これとは別に、改正前に6輌固定編成を使用していた仕業のうち、金沢発直江津行557M(改正前555M)を確認したところ、3月21日(月)は413系B04編成+475系A06編成の6輌、3月23日(水)は413系B05編成+475系A10編成の6輌と、413系と475系の混結運用に変わっている。また、金沢総合車両所運用検修センター構内の東金沢寄り海側に6輌固定編成と思われる1本が留置されており、数日間も動きが確認されないことから、ダイヤ改正日(3月12日)を挟む数日間で残りのA33編成、A34編成も既に運用を終えて、留置と今回のA32編成同様に片側の旧編成3輌編成で運転を再開しているものと思われる。
運転室の使用停止と車輌外観とのギャップが珍しく、ある意味特異であった6輌固定編成は、ほぼ半年という短命で役目を終えたかたちになる。
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