宇田 映(愛媛県)
久しぶりの本線走行となった12系。
‘09.5.17 土讃線 琴平―塩入
新緑が美しい土讃線を走る〈どつぼ列車アフタヌーン大歩危〉号。
‘09.5.17 土讃線 箸蔵―佃
5月17日、JR四国高知運転所所属の12系を使用した団臨が高松―大歩危間で運転された。これは「どつぼ列車・アフタヌーン大歩危」と題した列車で、昨年国鉄色のキハ58・65・47を使用し、高松―高知を往復した〈どつぼ列車〉の企画者が再度企画、運用のなくなった12系を使用し走らせたものである。
編成は牽引がDE10 1095、客車がスロフ12-6+オロ12-9+オロ12-10であった。レイル・ファンが走らせるだけあり、企画の内容はとても充実したもので、別途撮影者のためにボンネットバスをチャーターして撮影ポイントに送迎したり、参加者には豪華なプレゼントも用意されたようである。また撮影しやすいようにダイヤも考えられており、途中駅での長時間停車や、大歩危鉄橋での徐行等、乗り・撮りと両方楽しめる上、客車での運行であった事から、悪天候にもかかわらず関西はもとより、関東方面からも多くのファンが四国入りしていたようである。