宮島昌之

係員や荷役作業のフォークリフトが待機する南福井駅構内に入線する、EF510-509(銀)牽引の4076列車。係員の解説曰く「仕込んだわけではない」とのことで、これまでの機関車運用の流れが見学客に幸運をもたらしてくれた。

前後のパンタグラフを上げ、ホイッスルを鳴らして南福井駅を発車するEF510-509(銀)。見学客は手を振ったり撮影したりして見送った。
リフトの乗車体験。トップリフターの運転席に乗れるのは、イベントならではの光景だ。
‘25.10.26 ハピラインふくい 南福井(3点共)
福井県内の地域鉄道が共同で開催した「鉄道ふくいフェスタ2025」。2025年10月26日には、JR貨物の南福井駅が公開された。
4076列車(八戸貨物~百済貨物タ)と3095列車(大阪貨物タ~富山貨物)による貨物列車の見学、フォークリフトとトップリフターの展示やデモンストレーション、輸送トラックやコンテナの展示、コンテナの中に入って扉を閉め密閉具合を感じる「暗闇体験コーナー」、起床装置体験、EF510形のパネルの前で制服写真撮影コーナー、コンテナ休憩室が設けられた。
なお、4060列車(札幌貨物ターミナル~大阪貨物ターミナル)の到着も予定していたが、同列車には1時間以上遅延が生じており、見学できたか否か気になっている。
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P:服部ひろみ
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