大久保広樹

出発を待つEF64 1038代走の80列車。北しなの線妙高高原まで唯一の定期運用となった345M S7編成と顔を合わせた。
移り変わり、最終3月15日にEF64 1043を見送ったのもS7編成だった。
‘25.8.25 しなの鉄道北しなの線 北長野

陽も短くなり露出ぎりぎりの撮影となったが、2025年4月廃車のEF64 1001号機(左)を見ながら80列車牽引のEF64 1038が走る。
「兄さん、久し振り」「姨捨勾配、木曽路。気をつけて行けよ」そんな会話が聞こえてきそうだ。
‘25.8.25 しなの鉄道北しなの線 北長野~長野

連続勾配を登り切った聖高原駅は豪雨だった。
2021年11月に1049号機牽引80列車の空転の影響で大幅な列車遅延に巻き込まれたことがあるため、
力強く走り抜ける1038号機に、思わず「お疲れさま」と声をかけた。
‘25.8.25 篠ノ井線 聖高原
2025年3月ダイヤ改正後、愛知区EF64の運用は稲沢~南松本間となり、姨捨駅前後、約15kmの25‰登坂は長期休みに篠ノ井派出回送時だけと「鉄道投稿情報局(2025.8.22)お盆前後に貨物EF64単機が姨捨を越えて篠ノ井派出へ」で伝えた。ところが、8月25日、EH200-11が不調のため、EF64 1038が83~80列車を代走し、所定EF64時も空転対策でEH200代走もあった80列車の姨捨登坂の再来となった。喜ぶべき事態ではないが、しなの鉄道115系や所定時には姿のなかったEF64 1001号機と顔を合わせた。また、登坂後の聖高原駅では、豪雨の中、満載に近いコキ12両を牽引した。
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◆2025年お盆前後に貨物EF64単機が姨捨を越えて篠ノ井派出へ

P:大久保広樹
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