大森岳人
初日から終日運用についている330型345編成。
上り3往復目で朝日を浴びた。
‘25.1.19 東京都交通局日暮里・舎人ライナー 舎人公園(2点共)
足回り、終電装置が綺麗な345編成。
‘25.1.19 東京都交通局日暮里・舎人ライナー 舎人~見沼代親水公園
345編成の車内銘板。同車は2024年12月に搬入されているが、2025年の製造表記となっている。
‘25.1.19 日暮里・舎人ライナー車内
345編成の就役とともに、退役が見込まれる306編成。
‘25.1.19 東京都交通局日暮里・舎人ライナー 舎人公園
日暮里駅の終端部分で見られた306編成の姿。
‘25.1.19 東京都交通局日暮里・舎人ライナー 日暮里
東京都交通局では、2008年3月の日暮里・舎人ライナー開通時に導入した300型第1次車12編成の置き換えを2024年度にかけて行うと発表していたが、この増備最終となる330型第3次車345編成の営業運行が、2025年1月19日より開始された。
同線では、2008年開業時に300型12編成が導入され、その後2011年までに同型4編成を増備、これら300型は当初変則クロスシート、増備車からはクロスシート+一部ロングシートという室内設備を持ち、計16編成が配備されていた。
2015年にオールロングシートの330型1次車となる331編成、2017年に320型321編成が増備されたほか、2020年3月には330型2次車として332、333編成が増備され、今回導入された345編成で合計21編成というのが直近での陣容であった。345編成までは、332、333編成以降とは大きな意匠の変更は見られない。
2008年開業当初から運用されている300型については、330型の増備の都度離脱、廃車していく形が取られ、2025年1月19日現在、306編成が最後の開通時導入編成となっている。この中には、2021年10月7日の地震により、同線は車両や軌道に損傷が発生、全線で3日間の運休となったが、この際離脱した300型2編成(302、310編成)も後にそのまま廃車となっている。
313~316型4編成については、室内灯のLED化、防犯カメラの設置、1人掛け座席の取っ手と足部分に、座席モケットと同じ柄の生地が巻かれるなどの変化が見られ、暫く運用が続くと思われる。
なお、今回の増備を機に、2025年2月3日にダイヤ改正が行わることが発表されている。平日ダイヤは見沼代親水公園基準日暮里方面行列車において、6時台に1本、9時台に2本が増発される。また休日ダイヤは同様に6~9時台に各時1~3本の増発となる。休日ダイヤにおいて、運用数の増加が見込まれる。
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P:大森岳人
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