大森岳人
修繕庫から通電状態で5灯ヘッドライト点灯で顔を出したE353系S119編成。
E353系とクモユニ143が展示された修繕庫。E353系は庫外まで伸びている。
引退したクモユニ143-1は今回も見ることができた。
スキルアップセンターで訓練に使用されている元京葉線用205系。
209系を改造した構内訓練車。
床下探検に使用されたクモヤ143-52(右)と「東北線」表示の211系N323編成。
’24.10.12 長野総合車両センター(6点共)
2024年10月12日、長野総合車両センターにおいて、恒例の「JR長野鉄道フェスタ」が開催された。
展示車両としては、E353系S119編成9両、211系N323編成(1000番代1007編成セミクロスシート休憩用)3両のほか、引退した横須賀色のクモユニ143-1、電車床下探検用としてクモヤ143-52の姿が見られた。
211系は3両ある側面方向幕を、高崎地区用のものと、元東海道本線で使用していた方向幕に装着変更され、随時幕回しが行われた。前者は湘南新宿ライン開通時のものと、現在上越線、吾妻線、両毛線等で見られるものを、後者はかつて東京駅に終着した東海道線211系が回送へ変更する際に「伊豆急下田」「伊豆高原」「修善寺」「浜松」などの行先表示も見ることができた。
このほか電車スキルアップセンターでの電車車両各機器の操作体験、209系訓練車の展示、廃車となるE217系Y-41編成の一部を使用した「らくがき体験」、ならびに側面方向幕にフルカラーLEDを装着して、「リゾートやまどり」や「富士回遊」「山手線」など、JR東日本管内の電車の至る表示が見られた。
またトラバーサー体験乗車や、構内荷物搬送用ターレットトラックにE353系のミニ車体を架装した「ミニあずさ」の乗車もできるなど多くのイベントが用意され、多くの来場者で賑わった。
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◆2023JR東日本長野鉄道フェスタ(長野総合車両センター一般公開)に115系台湾色も特別出演
P:大久保広樹
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