宮島昌之
車両検査とあわせて「ハピライン色」に更新された521系0番代(2次車)HF04編成。これで「ハピライン色」更新が全車完了した。
「先頭車間転落防止ホロ」の表の面にのみピンク色のラッピングが施されている。「手の爪にマニキュアを塗ったイメージ」を感じる。
‘24.9.15 ハピラインふくい 芦原温泉(2点共)
福井県の第三セクター「ハピラインふくい」では、JR西日本から譲渡された521系の外装更新を進めていたが、このたび最後となるHF04編成の更新が完了した。
これにより、「ハピラインふくい」の521系からJR西日本カラーの「北陸地域色」が消滅した。
今回の更新作業は、外部委託しているJR西日本の吹田総合車両所での車両検査とあわせて実施された模様だが、他の2次車の基本デザインに加えて、「先頭車間転落防止ホロ」の表の面にピンク色のラッピングが施されている。
例えが正確か自信は無いが、「手の爪にマニキュアを塗ったイメージ」を感じ、現時点では同編成独特の個性をアピールしている。
他の編成にも同様のラッピングが加えられるのか気になるが、今後もHF04編成だけの特徴として続くならば、既報のフルラッピング仕様の2編成とは異なり、列車待ちの際に遠目では判別は無理で、目の前に来て初めて正体がわかるため「サプライズ感」もあり、「この電車を見た日は良い事があるかも?!」と縁起担ぎをしても良いのかもしれない。
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P:宮島昌之
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