185系

鉄道投稿情報局

のと鉄道、「能登半島地震」で被災した駅の原状回復に向けた動き

その他私鉄 2024.08.06

宮島昌之

アニメの聖地でも知られる西岸駅。被災し使用できなくなった「お手洗」が、駅舎内に新しい設備で移設された。

同じく西岸駅。写真の右側には、瓦屋根が特徴で被害を受けた「お手洗」の建屋があったが、解体作業が行われ現在はほぼ更地状態に。

’24.8.4 のと鉄道 西岸(2点共)

穴水駅では、2番・3番線ホームに再び上屋根が設置された。

‘24.8.4 のと鉄道 穴水

 「令和6年能登半島地震」では、のと鉄道の各駅でも既報の通り大きな被害、爪痕を残した。

 作品「花咲くいろは」や「君は放課後インソムニア」の聖地としても知られる、のと鉄道の西岸駅では、駅舎横の「お手洗」の建屋が被害を受け、同線の各駅では唯一「お手洗」が使用できない状況が続いていたが、駅舎内で復旧工事を進め、国鉄当時は駅事務室に使用していたとみられる付近に、新しい設備で「お手洗」を設け、2024年8月5日より供用を開始した(写真は供用前日での撮影)。

 穴水駅では、2番・3番線ホームの上屋根が地震の被害により解体撤去されていたが、新しい資材を使用し再び設置されているのを、8月4日に確認した。

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P:宮島昌之

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