宮島昌之(石川県)
海側から見た駅舎全景。出入口、待合室や跨線橋が見える。背後には敦賀まで延伸する北陸新幹線の高架橋だ。
山側(白山総合車両所側)は空間が狭く、スロープを使って出入りする模様。
‘23.11.3 IRいしかわ鉄道 西松任(開業前、工事区域外より撮影)2点共
既報の通り、北陸本線の松任~加賀笠間の駅間には、来年2024年春の開業を目指してIRいしかわ鉄道の新駅「西松任(にしまっとう)駅」の整備工事が進められている。
既報の記事と重複するが、場所は石川県白山市北安田町で、北陸新幹線白山総合車両所の「着発収容線」に近いショッピングモール「イータウン(e-town)白山」に隣接した位置に設けられている。
地元各社報道によると駅舎の工事の進捗は約9割まで進んでいるとのことで、先月10月25日と29日には地元白山市の市長や関係者、地元住民向けの見学会が行われたそうだ。
2023年11月に入り、当方も実際に現地に行って公道から観察して見たが、駅建屋や跨線橋、ホームの外観はほぼ完成しているようで、海側や山側ともに見ることができた。
特に山側(白山総合車両所側)の出入口は北陸新幹線の高架橋に密接しており、どんな姿になるのか?と注目していたが、写真のように線路と平行に緩いスロープを設け、直接上り線ホームに出入りする形になっていた。
現在は駅舎内の内装や、海側の駅前広場の整備が進められている模様だ。
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P:宮島昌之
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