宮島昌之(石川県)
華道展示イベントに合わせ、車内が公開されたデ5022号(静態保存車)。
趣ある車内をさりげなく彩る華道の作品。
華道作品展示イベントの立て看板。
‘23.10.22 富山県高岡市 TEKリトルパーク(3点共)
株式会社高岡市衛生公社が所有管理し一般にも開放している「TEKリトルパーク」で、静態保存展示されている万葉線(旧・加越能鉄道)デ5022号の車内が、2023年10月21・22日に公開された。
これは「TEKリトルパーク」内の休憩棟で、株式会社高岡市衛生公社の華道部の生徒と「嵯峨御流 石蕗(つわぶき)の会」合同による華道展示イベントの開催にあわせ、デ5022号の車内を開放し公開したもの。デ5022号の車内にも華道の作品が2点展示されており、趣ある車内の雰囲気に調和していた。
この華道展示は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている富山県高岡市吉久の歴史を感じる町並みの中で、芸術作品を展示し鑑賞するイベント、「第24回さまのこアートinよっさ」にあわせて開催したものと思われる。
私は今回の華道展示イベントの件はまったく知らず、デ7071号の話題の取材で現地に赴き、「電車が来るまでパーク内でしばし休憩しよう」と考えていた。念のため会場のスタッフにデ5022号の車内の見学や撮影可能を確認、今までデ5022号の車内を一度も見たことがなかったので、本当に幸運で貴重な体験であった。
なお、本来なら休憩棟にある作品もじっくり鑑賞しなければならないのだが、次は能登に向かわなければならず、デ7071号の撮影後すぐ移動したため、主催者様には申し訳なく思う。次回開催の発表があれば、事前に計画し予定に組み込みたいと思っている。
■参考記事
◆【高岡市】デ5022を保存展示する「TEKリトルパーク」開園
P:宮島昌之
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