藤原正博(滋賀県)
京浜東北線や阪和線の103系を彷彿とさせるオリエントブルーとなった810編成。
‘23.10.23 近江鉄道本線 八日市
近江鉄道では、このほど800形のうち810編成がオリエントブルー(水色)となり、10月初旬から運行されている。これは、同車に施されていたラッピング広告解除の際、原色に戻らず新塗装となったもの。
800・820形といえば元西武401系の改造車だが、その標準塗装は当初ライオンズカラーとされた801編成を除き種車由来のレモンイエローである。
昨今、西武新101・301・3000系の改造車100・300形で、琵琶湖をイメージした新色のオリエントブルーが採用されているが、この塗装がいよいよ800形にも登場したことになる。違いは、白帯がなく扉部まで水色となっている点だ。
こうなると、今後近江鉄道ではこのオリエントブルーがコーポレートカラーになり、あかね号と赤電、広告電車以外が塗装統一と、連想してしまうが、さてどうなるか。今後に注目である。
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P:石井孝宏
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